マブラヴ オルタネイティブ
勝手に感想レビュー





 総プレイ時間・・・約2ヶ月(1日1時間プレイの時もあった)
ようやく、この長きに渡る戦いの最後を見ることが出来ました。
ひとまず言える感想はただ一つ。
『熱く・・・悲しみの涙も蒸発させるほどに熱い良い作品だった』

 発売が告知されてからいくどかの発売延長を乗り越え、たどり着いたのが
この画質・音質・良く動く演出。
ヘッドフォンから聞こえるのは胸躍るBGMと鳴り止まないマシンガンの銃声。
そして、目を離すことの出来ない動き回る絵が、戦場の臨場感を見る者に伝えてくれる。
最初に流れるJAMプロジェクトの『未来への咆哮』はカラオケで常に歌う名曲となった。
これらのクオリティアップのために『発売期間を延長した』と言われれば納得してしまう。
(まぁ、私は最初からマブラヴのような事になるのでは・・・?と邪推していたので最初の
告知では予約しなかったですがねw)

 本作のコンセプトは前作『マブラヴ』のもう一つのエピソードとして描かれた
“アンリミテッド”の“完結版”という位置づけで物語が構成されています。
“アンリミテッド”では主人公たちが「ベータ」というエイリアンと戦う訓練をしているうちに
戦いが手遅れとなり、人類は地球を捨て外宇宙に逃げ、残った人たちはやけくその
総力戦にうってでてしまう。
というバットエンド(この時、選んだヒロインを外宇宙に逃がす時はマジで泣いた;w;)
の続きとして“オルタネイティブ”の流れになります。
(私的には夕呼エンド後の流れとして考えるとしっくり来るのですが、結局主人公は何度も
この世界をループして色々なパターンのエンディングを見ているという設定が最後に
わかるので、どこから始まると言うわけでもないのですね)

 オルタはそのアンリミエンドの後、何故かアンリミ開始の日に戻ってきている所から
始まります。(しかも、記憶や肉体的力はもったまま)
よって、その最悪な未来を変えようと努力すると言うのが序盤の話しな訳ですが、
未来を動かすまでは基本的にアンリミと同じ流れなので、正直少し退屈だなっと
思う所もありました。 
しかし、前作『マブラヴ』発売から約3年・・・自分自身忘れかけていたストーリー展開を
もう一度呼び覚ます意味でもプレイしていましたが・・・
主人公『武』が、ゲームの中で未来を知っている行動をとるので、前回では失敗した
ところを成功させていくという展開に新鮮さがあってあまり飽きずにプレイできました。
と言うより、成功させる事によって前回あったシナリオをカットしているので、復習しよう
かと思ったら案外サクサク進んで逆に残念(;w;。

 遂にきました新シナリオ!!
物語はアンリミの冥夜シナリオを回避する事で起こる事件。
ここから大きく未来が変わっていくわけです。
しかし、初戦の相手がベータではなくクーデターをおこした日本軍のエース部隊とは
ビックリしました。しかもその首謀者が、彩峰関連のヘタレ医者とは・・・
初戦が人対人、しかも冥夜・委員長・彩峰の内情まで絡めての葛藤といった描写
には多くのことを考えさせられました。
特に、マブラヴでは死亡となっている冥夜の双子の姉『悠陽』の登場と言葉には
今更ながら教えられました。
「いつも彼の者の前に最良の道があるわけではない」
時に選択しなければならない“覚悟”を持てとの言葉・・・心に染みます。

 やはり、戦闘描写のロボットvsロボットという流れは『燃え』ます。
本筋である『ベータとの戦い』に使われなければいけない貴重な戦力を、
人間同士で消費している場合ではないと後々痛感するのですが、これが『男の子』
と言うものなのです・・・かっこいい戦いは見て見たい!!などとついつい期待してしまう。
中でも、クーデター軍が飛行艇を使い次々に降下してくるシーンは、
オルタ戦闘名場面集の中でも5本の指に入るぐらい好きなシーンです。
ほのかに雪が舞う中、次々に敵機体が降下しあっという間に味方が包囲される。
(あれ?なんかこんなシーン・・・ガンンムWエンドレスワルツで見たような気が・・・
まぁっいいかかっこいいからなw)
これを見ていたら無性に「バーチャロン」がやりたくなるのは私だけだろうか?
オルタの合間にドリキャス引っ張り出してきて、「バーチャ・オラタン」をやっている自分。
でも、私は元々重武装の「ライデン」や「ボック」系が主体なので、オルタの機体に合わせて
高機動接近戦型の「テムジン」や「サイファー」なんぞ使ってたら身が持たんと30分ほどで
オルタに帰還。
(影響受けやすいな自分(^^;;;;;;;;)
で、この戦闘の閉めは月詠さんの武御雷とヘタレ医者の不知火による一瞬の
斬り合いで終了。
コミケで初めて月詠さんカラーの機体と戦闘服姿を見た時は思わず『キタコレ!!』と
騒いでいましたが・・・やっぱし“戦うメイドさん”はいいなぁ〜w

 そして話は進み、なんと武が元の世界に行くことに。
元の世界で夕呼先生が見つけた理論を持ち帰れば、世界は救われると信じて。
と、ここまではかなり期待に胸を躍らせて話を進められて来ました。
オルタでなかなか出番の無かった純夏も遂に登場。
で、決心も新たに理論持ってかえったら・・・
誰が・・・誰があんな結末を予測できただろうか?
否!!断じて否!!
確かに戦いに犠牲はつきもの。
死体はくずれて当たり前。
そして、そのような描写も含まれると事前に聞かされてはいたのですが・・・
まさか、目の前でいい話しをしてくれたまりも先生が・・・
“ガッツリ頭から食われる”なんて誰が予想できようか!?
と、この描写がこの『マブラヴ オルタネイティブ』の作品自体を左右する
要因となったのでしょうね。
 
 ここからはかなり重要な事ですが、私個人としてはあの描写は・・・必要だったと思います。
まぁ、確かにこの絵には“やりすぎだ!!”という感情もありますし、あんまりまじまじと
見たくないほどに“くずれた”シーンだと今でも思います。
(というか、できる事ならもう二度と見たくないなぁ〜(-w-;;;;;;)
あれを見てからというもの、3日間くらいは目をつぶると絵が頭の中に出てきて
かなりブルーになりました。
そして、作中の武もその現実から逃げるために“元の世界”に逃げたせいで、
その世界でも悲劇の連鎖がおこる・・・そしてそのたびにフラッシュバックで出てくる死亡絵。
「さすがにもういいだろう!!」と叫びたくなる演出に、私はすっかり飲まれていました。
でも、必要な事なのです。
こういうジャンルに足を突っ込んだからには、目をそむけてはいけない事だと思います。
まぁ、実際ここがこのゲームを続けるかor止めるかの“ターニングポイント”となった事は
確かでしょうね。
逆に言えば、ここを乗り越えられれば今後の展開にも付いていけるというage側からの
『試練』だったのではないかと考えます。
(実際、このまりも先生の絵が一番“ひどい”絵だった事は事実。
そして、それ以降のシーンはここまで酷いものではありませんでした)
「この考え方に付いてこれない人はやめてもらって結構です」
といった強気なageの意思まで邪推できるほどに・・・
(あくまでこれは私の推測によるものです)
そして、すんなりやめていった人達がオルタ批判組に姿を変えたような気がします。
まぁ、批判する場所はこの先にもいっぱいあるのですが・・・批判組の4分の1は
このいわゆる“グロ描写”組だと思いますね。
とそう考えながらも、次の惨劇にビクビク脅えながらマウスをクリックする私。
この時は恥ずかしながら、かなりビビリになりながら話を進めていましたね。
(タオルケットを頭からかぶって・・・ガクガクブルブル)

 自分のせいで狂ってしまった世界と、その原因がある世界を救うため・・・
武は復活して決意も新たに戦いの場へと帰っていく。
で帰ったらいきなりアンドロイドになった純夏とご対面!?
ん〜この決意→覚悟→事件→ヘタレ→決意→即事件
というある意味王道な展開にちょっと疲れるけど、そんなマッタリしている時は無いのだ。
と言わんばかりのオルタです。
「やっぱりあの“脳”は純夏だったんだ」と誰もがうなずいたことでしょう。
でも、あの精神崩壊ぷりは純夏ファンには痛々しかったでしょうね。
ベータにエロエロな事をされ、しまいには脳だけにされてしまったんだからねぇ。
今年の夏コミに『純夏触手ぜめ』本がどんだけ出るのだろうか?と考えてしまう。(マテ

 ここからがオルタの本番です。
ageヒロイン出動!!と遥かに水月、茜と今までこの世界に未登場だったキャラが
勢ぞろい。機体も『吹雪』から『不知火』になりベータとの大規模物量戦へと話が
スライドして行く訳です。
もうここから“戦い”“戦い”“戦い”の連続です。
まず初戦の“佐渡島”での戦闘。
すごい、圧倒的ではないか敵の数は・・・というぐらいの量ですベータ。
そして鳴り止まないマシンガンの銃声。
冒頭でも書きましたが、このマシンガンの音はヘッドフォンで聞いていると
耳鳴りがする。でもそれがいいw
動きに動き回る絵、この辺がアニメーションではないことがすごいですね。
逆にアニメーションじゃないほうが新鮮でいいです。
そこで投入される最強兵器『デスザウラー』じゃなくて『スサノオ』 
ん〜でかすぎだ・・・そしてその機体から発射される『苛電粒子砲』・・・テラカッコヨス!!
変な名前を付けずに、あえて『苛電粒子砲』と使っている事に心よりの感謝を!!
やっぱし、男なら黙って苛電粒子砲だよなぁ〜w
でも、パイロットである純夏の不調によりスサノオ機動不能。
それを救出するために奮闘する日本帝国軍・・・
戦艦の艦長(たぶん声:小杉さん)『漢』だよ。
そして、純夏救出後伊隅隊長はスサノオと共に敵に囲まれ自爆。
それを護衛していた柏木もコクピットをやられ戦死。
結果、スサノオの自爆によって島が消滅して作戦終了。
この戦いでの部隊戦死者2名

 この戦いの犠牲を無駄にすることなく、次の敵基地に向けてテンポ良く作戦が
進むのかと思いきや・・・
今度は佐渡島で倒し損ねたベータが基地を奇襲。
調整中の最強機体『スサノオ四式』を守りつつ、基地の最下層にある“コア”を守る戦い。
しかし、基地のほとんどが壊滅し、地下基地施設も地獄絵図・・・
と特撮の最終回前みたいな展開に・・・本当に予測が付かない感じです。
いや、もう私自身がそのような王道展開を予測できないほどにこの世界に飲み込まれ、
心の中で安易な攻略展開を望んでいたのでしょう。
ここでの見所は、やはり武と水月の不知火で敵の群がるメインシャフトを一直線に
降りていくシーンですね。
スピード感ある動きと、飲み込まれそうになるメインシャフトの奥行きがなんとも心を
熱くしてくれます。
まっ逆さまに落ちて行く中で、敵のビームを回避し奥へ奥へと堕ちて行く一本道。
そして、最下層の“コア”を破壊するための別働隊の遥は生身でコンピュータールームに
向かったものの、破壊コード入力寸前で侵入してきたベータに頭を潰され戦死。
残った手段でコアを爆破しようとした水月は、爆弾のタイマー故障でその場に
残ることになり結果爆発によって戦死。
他の中隊の仲間達も、メインヒロイン以外はなんとか生きているものの皆重傷。
といっきにみんなボロボロです。
まさか、初勝利から数日でここまでやられるとは思いもしませんでした。
やはり人類に残された力はあまりにも少ないのか・・・とクーデター事件で失われた
戦力がここで痛いほどもったいないものと痛感します。

 この2戦で失った戦死者たち。
武がいろいろと教えを貰うたびに次々に逝ってしまう。
Vガンのシュラク隊を彷彿とさせる展開なわけですが、小学生の時にVガンで
この展開を見て、一時的に見るのを止めたいた自分がいた事を思い出してしまいました。
なのはやフェイトと違って“普通”の小学3、4年生だった自分には、仲良くなったお姉さんの
死に直面できなかったんですね。
そんな壮絶な仲間達の死を見つめ、涙をぬぐいながらそれでも戦いは続きます。
戦いで散っていった命が、無駄死にでなかったと誇らしく話せるように。

 最終決戦
基地奇襲でもう瀕死となった人類は、最後の希望である武達を衛星軌道上から敵の
最終基地へと向かわせるのですが、ここの展開が急すぎて「えっ!?いきなり最終基地!?」
という反応をするしかありませんでした。
私はマブラヴ オルタのサントラ絵のように、スサノオ四式の周りに随伴機を従えて最終決戦
に乗り込むのかと思いきや・・・実際はそんな余裕無かったんですね。
でも、あの朝焼けに向かいって飛んで行く演出は見てみたかった。

 ロケットで宇宙にあがる時に流れるアニメーション。
若本司令官の渋くって染みる演説を聞きながら、バックで流れる遠藤正明さんの
「Carry on」が出撃前の心を震わせます。
「見よ、傍らの同胞を・・・」
「キャリオン!!マウェーェェェェイ!!」
君のぞらじおできーやんも言っていましたが・・・最高やね。
おっちゃん将校が敬礼するアニメはここだったんだ。
そして、戦いは最終決戦へ・・・

 宇宙からの降下時に予想以上の被害を出しつつも降下成功。
基地突入から数時間・・・話は最終目的手前から始まります。
あ、あれ!?もう最終目標手前ですか?それまでの戦いは・・・都合により割愛らしい。
このいきなりのワープにはちょっと残念ですね。
まぁ、「ここまで来るのにほとんどの弾薬を使い込んでしまった」といわれると、理由として
説得力がありすぎなのですが・・・(それだけスサノオ四式がすさまじいわけです)
さすがにヒロインたちが最強の機体『武御雷』に乗っていようと、最終戦を見ていると
ここまでこれたのは、確実にスサノオ四式のおかげでしょうね。
さぁ、最後の門『ヘルズゲート』は開かれた・・・(そんな名前じゃないけどねw)
しかし、ベータも必死です。
とんでもない数で迫ってきます。そんな中、彩峰&委員長は決死の覚悟で敵の足止め
をしに行く訳ですが・・・もうここからは涙なんかとうに蒸発してしまい、彼女たちの
戦いを目を逸らさずに見ることしか出来ませんでした。
敵に囲まれ、片腕を飛ばされ、コクピット内の爆発で顔面から血を流しても、みごと
敵の包囲を突破しさらに敵を倒す。
彼女たちは雄叫びともとれる声をあげながら、まるで鬼のごとく戦い・・・
最後は二人同時に息のあったタイミングで自爆ボタンのスイッチを押し、壁を崩落させ
大量のベータを道連れに閃光の中へと消えて言った。
彩峰ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
委員長ーーーーーーーーーーーーーーーー!!
壮絶すぎるよ二人とも・・・OP「未来への咆哮」でもあったけど、
「たとえ傷ついて力尽きても、熱くなれ、大きく咲け」
「見事に散って星になった命よ、その名前を胸に刻もう」
忘れねぇよ二人ともーーーーーーーーーー!!

 そして、最終ゲートを死守するたまと三琴の所にもベータがせまり・・・
ゲートを完全封鎖するために、二人はベータに囲まれながらも全弾を使い
戦い・・・完全封鎖が完了してから敵の渦に飲まれて行く。
ここまでの犠牲を私たちは消して忘れない。
だが・・・ここで一つ大きな問題がある。
それは、これらの事実をこの時点で主人公『武』は知らされていないことである。
確かに最重要要員である武に無駄な心労をかけないためと、他のヒロイン全員で
嘘を突き通すわけです。が、そこまで心配されているほどに「お前は仲間の死で
任務に支障をきたしてしまうのか?」「もうお前は覚悟が出来ているんだろう?」
と武に聞きたくなってしまうわけですが・・・主人公が最後の最後でヘタレに戻って
しまうのがageクオリティ。
最後の冥夜への一撃をためらったところを見ると、もしこの時点で彩峰や委員長、
たま、三琴の決死行動を知ったら・・・とんでもないことになっていたのではないだろうか?

 そんな中、武は最終ステージに到達。
そこにはベータの司令塔ともいえるコアがあったのですが、このコアは他のコアと違い、
触手攻撃を可能とする“ラスボス”ベータだった!!とここら辺は予想していた通りの展開。
が、いきなりの先制攻撃で「触手串刺しの刑」
そのままスサノオ四式のエネルギーを吸収されてしまうというピンチ。
まぁ、その干渉のおかげでベータとコンタクトを取れたわけですが・・・
そこで判明した事実が「実は黒幕がいるよ」というなんとも「ヴァンドレッド」的展開。
この宇宙のどこかにベータを作った『モノ』が存在し、ベータはその『モノ』に資源を
送ることを目的としていた。
その黒幕である『モノ』の詳細などは結局は明らかにされなかったが、流れは確実に
『カリトリ』だよなこれ。獲るのが人間の生態パーツで無いだけで・・・
そんで、人間を“生命体”では無いと言った上で、自分たちを作ったのは“生命体”だと
言う。・・・まさかベータを作ったのってゾンダーや機界原種なのか?
となんか似たような設定に考えをめぐらせていたら、いきなりコアベータが
「これが生命体であることを証明せよ」と下半身のちぎれた“たま”を掴んで
出してきて・・・って、どこから持ってきたんだ?
ゲートは完全封鎖されているし、確かにたまの機体は自爆していないから
亡骸が残っているかもしれないけど・・・この辺は謎ですね。
まぁ、そのせいで武がみんな戦死していると気がついてしまうわけです。

そんな中、冥夜の武御雷が壁をぶち破り乱入。
スサノオ四式の触手を叩き切り、ベータの返り血を浴びながら触手をバッタバッタと
切り裂いていきます。
このシーンがまさにオルタ最高の戦闘シーンであり、一番いろいろ言われた戦闘でしたね。
確かに触手を切り裂くシーンはアニメーションでとんでもない動きでしたが・・・
だからって、同じアニメーションを4回も使いまわしで流さなくてもいいような気が・・・
さすがに3回目からは「しつこい!!(怒」とディスプレイに叫んでしました。
いいシーンなのに何かもったいないですね。
そしてその4回の斬り合いの果て、脚部パーツを貫かれ膝を付く武御雷。
そして、冥夜は自爆装置を作動させて涙の突貫をしようとするが・・・
触手攻撃に阻まれ、そのまま機体各所を貫かれてスサノオ四式に串刺しにされてしまう。
そんな中、冥夜は最後の力をふりしぼり「人類を・・・人間をなめるな!!」と触手を
引きちぎる。
あれ?もう涙も蒸発しきって目が・・・心が熱いよ・・・
しかし、コアベータの触手攻撃は更に強烈に冥夜を貫く。
武御雷の両腕を切り飛ばし、ほとんど原型をとどめない程に破壊されてしまう。
そして、コクピット内で体を“綾波レイ”のように浸食された冥夜は、武に「私ごと敵を撃て!!」
と頼む・・・。
うう・・・(;w;悲しいけど・・・これ戦争なのよね・・・冥夜がそう言うなら・・・
最後は最大出力の苛電粒子砲で華々しく送ってやるぜ!!;Д;)
「立ち上がれ、気高く舞え、天命を受けた戦士よ」
「たとえ傷ついて力尽きても、熱くなれ、大きく咲け天に捧げし命よ」
「赤く燃え、見事に散って星になった命よ、時を超えその名前を胸に刻もう」
と心の中でOP熱唱中・・・
乾ききった瞳に涙再充填完了!!
さぁ、人類の未来のため、引き金を引くんだ武!!
・・・あれ?
・・・何を・・・何をためらっているんだ武!?
ここまで来てやっぱし仲間は打てませんだと!?
と恐れていた事態勃発。
貴様!!あんなに冥夜が苦しんでいるんだから早く楽にしてやろうとは思わんのか!?
と心の中で大説教。
やはりこれがageクオリティか・・・
ここで「冥夜・・・最大出力の苛電粒子砲で送ってやる。でっかくて、すっげー綺麗なやつだ!!」
ぐらいのセリフが吐けんのかこ奴は!!
と最後の締めで手間取りましたがようやくトリガーに手をかけて・・・さらに間。
冥夜の悲痛な叫び声・・・「はよ撃てや」ともうあきれた感じでディスプレイにつぶやく自分。
ああ、この最後は確かに批判が出てもおかしくないや・・・。

そして、苛電粒子砲発射後に緊急脱出するわけですが・・・あれ!?
脱出するためには、屋根の部分を貫通弾で破壊しないといけないんじゃなかったっけ・・・?
そんな描写無かったような気がするけど・・・まぁいいかラストシーンだもんな。
ごめんなさい。屋根破壊シーンありましたm(--)m
冥夜が光になってしまい、私が泣き崩れている間に見逃したみたいです(;w;

そんな事より・・・光に包まれた冥夜が初めて悠陽の事を『姉上・・・』と呼んでから笑って
光になったシーンでもう泣き崩れですよ・・・;Д;)メイヤーーーーーーーーー!!!!!!
お、おおお・・・お慕い申しておりました・・・;Д;)メイヤーーーーーーーーー!!!!!!

と作戦は成功し、武・霞・純夏は基地に無事帰還する。
ただ、純夏だけはもう目を開ける事は無かった。
なんと、純夏はベータのコアによって活動が出来ていたのだ。
それと同時に、そのコアから軍の情報がベータに漏れていたと言う新事実が発覚。
純夏は基地にあるコアを破壊する事で、情報の漏洩と
基地の壊滅を救ったと言う事を霞から知らされる。
さらに、自分をこの世界に呼んだのも『純夏の強い意志』によるものだったと・・・
強い意志が武を呼び、自分を救ってほしいと願ったのだった・・・
でも、そのせいで大切な人が苦しんでいる。
多くの人に迷惑をかけてしまった・・・
そんな思いから、純夏は自分の命をかけて戦った。
最後に、自分を受け止めてくれる最愛の人と結ばれたから・・・
っく、純夏エンドのはずなのに・・・誰も助けられなかった。
と、動かない純夏を抱きかかえて泣く武を誰が責めれようか。
・・・最後のためらいがなければ完璧だったんだけどな・・・ホント
と最後はすべて『純夏』でけりが付いてしまう超展開。
いや、まぁこの物語は純夏が主軸だと思うからいいっちゃいいのだが・・・
ちょっと駆け足すぎやしないかい?

 結局、メインヒロインは全員死亡。
生き残ったのは霞という・・・実はこれは『霞エンド』なのではないか!?
と錯覚してしまう感じですが・・・
最後に生き残っても武の心は純夏で決まっているので・・・
なんか霞が可愛そうですね(;w;
で、この後の世界の流れはというと、最終基地を失う=ベータの負けという
わけでも無いので、まだ当分地球での戦いは続くそうです。
ただ、最終基地で得られたデータで、人類はあと30年は戦っていけるらしい。
しかも、地球外の月や火星のベータも倒すと仮定している。
スサノオ量産の暁には・・・と言う事なのだろうか?
まだまだ・・・戦いはまだ続く!!
と言う感じですが、ただ武は自分をここに呼んだ純夏が死んだ事で消滅し、
元の世界に戻ることに。
今度はループすることなく、新しく再構築された元の世界での生活が待っている。

 朝、騒がしい純夏の声で目が覚めた武は・・・
突然傍らに寝ている美少女に困惑し、そこを見られた純夏に痛烈なパンチを貰う。
にぎやかな学校へといつものように登校し、いつもの面々に挨拶をする・・・
しかし、何故だろう無性に涙がこみ上げてくるのは・・・
と、ここまでは涙以外前作の『マブラヴ』と同じ流れなのですが・・・
あの激戦の後のこのほのぼのパート・・・ギャップに心の整理がつかんぜよ。
そして、尊人が簀巻きにされて・・・ってなぜに三琴!?
あれ!?この世界じゃ男だったはず・・・
しかも、転校してきたのは・・・冥夜・・・とこの世界では死んでいるはずの悠陽姉様!!
そしてそして、飛び級制度で霞までやってきて白稜柊の制服着てるよ!!
あの死亡結末の後だから、最後は楽しいファンディスク的ラストをということか!?
こぉぉぉぉのぉぉぉぉ・・・ご都合主義に感謝だ!!w

 あ、あれ!?な、なんで霞泣いているんだよ!?
純夏を見て「あっありがとう・・・ございます・・・」って・・・
これは、純夏が霞にハッピーエンドをプレゼントしてくれたと無意識のうちに思い出し、
嬉しさがこみ上げてきたのか!?
まぁなんにせよ、なんか・・・霞の泣き顔を見ていたら・・・暖かい気持ちになるから不思議だw
よかった・・・よかったなぁ〜最後は霞も幸せになれて(;w;
やっぱしオルタは霞エンドで決定だ!!w
そして最後に流れる『マブラヴ』・・・
やっぱし、この歌で始まりこの歌で閉めですよ!!
あきら〜めない♪心か〜さね♪永遠を抱きし〜めて〜♪

ありがとーーーーーーーー!!!!!!!!

それにしても・・・この『アナザーマブラヴ』・・・
ファンディスクで出ないかなぁ〜とマジで期待。
age会員限定のファンディスクで出てきそうで怖いなぁ〜w

 とここまで長らくマブラヴ オルタネイティブ レビュー感想を読んでいただき、
ありがとうございましたm(--)m
これまでの事をまとめると・・・やっぱしいい作品だったなぁ〜と言うのが率直な感想です。
最初に書いた事とかぶりますが・・・
『ただ泣けるんじゃない、その泣ける涙さえも蒸発させる熱き魂のあるゲームだ!!』と。
たしかに、その熱くなる要素には多くの既存作品の影がちらほら見えます。
「バーチャロン」「エヴァ」「ガンパレ」「トップをねらえ!!」
「ヴァンドレッド」「ガオガイガー」「Vガン」・・・
と、自分で考え付くだけでもこれくらいは出てきます・・・が、それらの良い所をうまく使い、
それらを複合させてそこからここまでの作品に仕上げたageの功績を・・・私は純粋に
認めたいと思います。
たしかに、“パクリ”と言う言葉に過剰反応する人は多いと思います。
しかし、それは“それ”として考え、この作品を純粋に楽しめばいいのです。
まぁ、ageらしくプレイヤーの意に反する行動が多く出てしまうのは・・・
仕方の無いことですねw
それがageですから。

 さて、次のage作品が出るまで相当“日”があるでしょうから、君のぞらじおでも
聞きながら繋ぎますかねw
まさか・・・“マブラヴ”PS2に移植!!なんて事になったらまた状況が変わってくるんで
しょうね。
・・・ありえなく無いから怖いw
今やFateまでエロシーンを抜いてPS2に移植される時代・・・
『このゲームには暴力的な描写が描かれています』てシールと、やばい絵の差し替え
(特にまりも先生のあたりの絵)で販売が可能になったら・・・
それこそとんでもない事になるのでは・・・と予想。
(“グロ絵”批判派を見事に吸収し大成功を収めるのでは・・・ガクガクブルブル)

では最後に、製作したageスタッフとそれに関連した全てのスタッフ。
そして、“マブラヴ”という作品に良くも悪くも関わった全てのオタに『心よりの感謝を!!』